ロサンゼルスは日本と比べて乾燥しているためか、朝起きると、風邪の予兆というか、なんとなく喉が痛くなっていることが良くあります。

そこで、うがい薬のお世話になりたいことがしばしばあるのですが、アメリカのドラッグストアには、日本のイソジンうがい薬や、ポビドンヨード(ヨウ素)を水で薄めて使うような類のうがい薬を見かけたことがありません。

なので、喉が痛くなったら、これ↓を使っています。

アメリカの喉スプレー薬

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Chloraseptic Warming Sore Throat

これはうがい薬とは全然異なるものですが、喉に直接噴射するスプレー薬です。成分はphenol(石炭酸)です。口腔麻酔/鎮痛効果があります。石炭酸は昔から殺菌に使われていたらしいので、殺菌作用もあると思います。

味は一応ハニーレモン味ってことになっていますが、ぶっちゃけ美味しくないです。どんな味かというと敢えて例えれば、「医者っぽい味」です。

というのは、日本の医者に行くと、喉を診療される時に、舌の上に金属の棒を入れられて、喉の奥の腫れ具合を診療されたりしますが、あの棒の味と似た味がします。

喉が痛い時だけじゃなく、歯茎が腫れぼったい時なんかも使うと多少効果があるような気がします。

スプレー薬以外でうがい薬として使えるもの


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あとはリステリンなどのマウスウォッシュをうがい薬の代わりに使うこともあります。


アメリカで日本風のうがい薬を見かけない理由

そもそも、何故アメリカでうがい薬を見かけ無いのかと思い、調べてみましたら、どうやらアメリカではヨウ素でうがいをする文化・習慣自体が無いようです。まさに国が変われば、ですね。

ヨウ素の入手場所

ポビドンヨード(ヨウ素)自体はPovidone-Iodineという名前で、CVSなどの各種薬局で売られている他、Amazon.comなんかでも買えるらしいですが、多分、オーラルケアの売り場には売っていないのではないかと思います。

うがいではヨウ素は使わないとなると、一体アメリカの人は、ヨウ素を何に使っているのか、という疑問が湧きますが、どうやら皮膚などの傷口に殺菌に使ったりするようです。なので薬局には傷口消毒グッズの所に売っているかもしれません。


ヨウ素でうがいしても風邪予防にはならない?!

日本では「喉が痛くなったらヨウ素でうがい」というのが、比較的ポピュラーな行為ではありますが、実はヨウ素でうがいしても風邪予防にはならない、むしろ喉粘膜の細胞を傷つけて、風邪をひきやすくなるという説もあります。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
ヨードうがい薬でうがいをすると風邪をひきやすくなる?水道水が一番効果的?

この記事に書かれていることが本当なら、日本人が習慣化している「ヨウ素うがい」という行為を見直さなくてはいけないかもしれません。

アメリカのナチュラルうがい薬

英語でうがい薬は「Gargle medicine」もしくは「Mouthwash」と言うらしいのですが、「Gargle medicine」で検索してみると、「Gargle Away Throat Care」という薬もありました。

お湯に混ぜて使う、ヨウ素じゃないタイプのうがい薬です。原料は、ヒマラヤの塩、オーガニックハニー、カンゾウ根、アップルサイダービネガー、地中海オレガノ、レモン、カイエンペッパーなどで、100%オールナチュラルなお薬のようです。

6パックで$8というと、そんなにお安くはないと思いますが、こんなのもあるということで、ご紹介でした。


究極の和風ナチュラルうがい薬

薬局まで薬を買いにいくのが面倒臭いという方には、緑茶に塩を小さじ1〜2杯溶かしたものでうがいをするのがオススメです。塩が喉を殺菌してくれますし、塩と緑茶の成分が、絡んだ痰を排出しやすくしてくれます。あまりお金も掛かりませんし、ナチュラルです。

緑茶パック(green Tea)はアメリカのスーパー、トレーダージョーズや日系スーパーなどに行けば入手できます。


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