もうすぐ今年のアカデミー賞授賞式ということで、ハリウッドの映画館記事その2です。
今日はハリウッドのランドマーク的存在である、チャイニーズ・シアターとエジプシャンシアターのご紹介です。
その1はこちら↓です。
ハリウッドの映画館1 ディズニーの劇場 エル・キャピタン・シアター
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1927年建築。一度見たら忘れられない、中国風の装飾の門構えです。この劇場の前は常に観光客が絶えません。
この映画館の周辺に映画作品のコスプレをした人が多数いますが、一緒に記念撮影するとチップを要求されるとかされないとかいう話なので、日本から観光に来られる方で、彼らに記念写真をお願いする場合は、そういう心構えで写真をお願いしてください。
ロサンゼルスの歴史的・文化的ランドマークに指定されています。
映画「フォレスト・ガンプ」「スピード」のロケ地でもあります。映画のレッドカーペットイベント(プレミア)が良く行われることでも有名です。
豪華なレリーフの入った入り口。入り口前には黒服のいかついセキュリティーの人が立っています。館内では上映映画の衣装展示が行われることもあります。
座席数は932席と映画館としてはかなり大きめ。プレミアイベント向きの映画館です。建設当時、世界で最も大きな劇場を目指して作られたということです。
壁面の鐘の下がったオブジェがエキゾチックです。
現在は、この劇場のすぐ隣にあるドルビーシアターで行われているアカデミー賞ですが、1944年から1946年にかけて、チャイニーズシアターが会場として使用されていました。
内観も中国風装飾で豪華ですが、実は私、中に入ったことがないので、内観の写真は無しです、ごめんなさい。
上映環境は、2013年にデジタル IMAX、2014年に70mmIMAX(インターステラー上映)、2015年にデュアル4K IMAXと、日々進化を遂げています。正に最新映画のプレミア上映を行うのに相応しい、最新・最良の環境で映画を楽しめる場所として、今後の上映環境の進化に目が離せません。
床面にはハリウッドスターの手形と足型がびっしりです。
この手形足型ですが、建物建設中、作業員がうっかり乾いてないコンクリートを踏んでしまい、足型が付いてしまったハプニングから、アイディアを得たものなんだそうです。偶然から生まれたアイディアなんて面白いですね。
写真はジョニーデップの手形足型です。
ここは映画館ではありませんが、一応紹介です。チャイニーズシアターの脇にはハリウッドハイランドというショッピングモールがあり、ハリウッドのお土産物などもゲットできます。
特徴的な建物は、映画「イントレランス」内の「バビロンの門」を再現したものなんだとか。
ハリウッド・ハイランドの敷地内にはアカデミー賞会場でおなじみのコダックシアター(ドルビーシアター)もあります。
末広がりのゴージャスな階段前で記念撮影している人が多数います。
上で紹介したチャイニーズシアターやドルビーシアターからは少し離れていますが、同じ通り沿いにあるエジプシャンシアターも異国情緒たっぷりのテーマパーク風の映画館です。
建築様式はエジプト風とスペイン風(屋根瓦)が混ざっています。これは、建築当初、スパニッシュ様式として制作開始し、途中でエジプト風に方向転換した建物だからなんだそうです。
1922年建築、「ハリウッドの父」と呼ばれる、不動産開発者Charles E. Toberman氏の指揮により建てられた映画館です。Toberman氏は、同ハリウッド通り沿いのチャイニーズシアターや、エルキャピタンシアターの建築も指揮しています。このエジプシャンシアターは最も古い兄貴分にあたります。
3映画館の建物の外観の独自性を見るに、ハリウッド通りをテーマパークのような華やかな通りにしようという構想があったのでしょうか。
開館当時は、ハリウッド通りで初めて映画のレッドカーペットイベントを開催のできる映画館だったんだとか。歩道から建物までの長いアプローチはレッドカーペット用ということみたいです。現在でも、時々、この映画館でレッドカーペットイベントが開催されることがあります。
1980年代から1990年代にかけてハリウッドが衰退し、この映画館も壊滅的な状態になっていたそうなのですが、ロサンゼルス市がAmerican Cinemathequeに1ドルで売却(!)、1996年に改装工事が行われました。現在もハリウッドを代表する映画館として活躍中です。
作品ラインナップは、映画祭に招待されるような作品や、日本で言う「ミニシアター系」の作品、カルト系、レトロ映画など、渋いものが多い印象です。そのため映画玄人御用達の映画館というイメージが個人的にはあります。
実は私は、まだこの映画館で映画を観たことがありません。機会があれば、劇場内装にも興味があるので、是非利用してみたいと思っています。
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今日はハリウッドのランドマーク的存在である、チャイニーズ・シアターとエジプシャンシアターのご紹介です。
その1はこちら↓です。
ハリウッドの映画館1 ディズニーの劇場 エル・キャピタン・シアター
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チャイニーズシアター
1927年建築。一度見たら忘れられない、中国風の装飾の門構えです。この劇場の前は常に観光客が絶えません。
この映画館の周辺に映画作品のコスプレをした人が多数いますが、一緒に記念撮影するとチップを要求されるとかされないとかいう話なので、日本から観光に来られる方で、彼らに記念写真をお願いする場合は、そういう心構えで写真をお願いしてください。
ロサンゼルスの歴史的・文化的ランドマークに指定されています。
映画「フォレスト・ガンプ」「スピード」のロケ地でもあります。映画のレッドカーペットイベント(プレミア)が良く行われることでも有名です。
豪華なレリーフの入った入り口。入り口前には黒服のいかついセキュリティーの人が立っています。館内では上映映画の衣装展示が行われることもあります。
座席数は932席と映画館としてはかなり大きめ。プレミアイベント向きの映画館です。建設当時、世界で最も大きな劇場を目指して作られたということです。
壁面の鐘の下がったオブジェがエキゾチックです。
現在は、この劇場のすぐ隣にあるドルビーシアターで行われているアカデミー賞ですが、1944年から1946年にかけて、チャイニーズシアターが会場として使用されていました。
内観も中国風装飾で豪華ですが、実は私、中に入ったことがないので、内観の写真は無しです、ごめんなさい。
上映環境は、2013年にデジタル IMAX、2014年に70mmIMAX(インターステラー上映)、2015年にデュアル4K IMAXと、日々進化を遂げています。正に最新映画のプレミア上映を行うのに相応しい、最新・最良の環境で映画を楽しめる場所として、今後の上映環境の進化に目が離せません。
床面にはハリウッドスターの手形と足型がびっしりです。
この手形足型ですが、建物建設中、作業員がうっかり乾いてないコンクリートを踏んでしまい、足型が付いてしまったハプニングから、アイディアを得たものなんだそうです。偶然から生まれたアイディアなんて面白いですね。
写真はジョニーデップの手形足型です。
TCL Chinese Theatre HP
6925 Hollywood Blvd
Hollywood, CA 90028
ハリウッドハイランド
ここは映画館ではありませんが、一応紹介です。チャイニーズシアターの脇にはハリウッドハイランドというショッピングモールがあり、ハリウッドのお土産物などもゲットできます。
特徴的な建物は、映画「イントレランス」内の「バビロンの門」を再現したものなんだとか。
Hollywood & Highland HP
6801 Hollywood Blvd #170
Los Angeles, CA 90028
コダックシアター(ドルビーシアター)
ハリウッド・ハイランドの敷地内にはアカデミー賞会場でおなじみのコダックシアター(ドルビーシアター)もあります。
末広がりのゴージャスな階段前で記念撮影している人が多数います。
Dolby Theatre HP
6801 Hollywood Blvd
Hollywood, CA 90028
エジプシャンシアター
上で紹介したチャイニーズシアターやドルビーシアターからは少し離れていますが、同じ通り沿いにあるエジプシャンシアターも異国情緒たっぷりのテーマパーク風の映画館です。
建築様式はエジプト風とスペイン風(屋根瓦)が混ざっています。これは、建築当初、スパニッシュ様式として制作開始し、途中でエジプト風に方向転換した建物だからなんだそうです。
1922年建築、「ハリウッドの父」と呼ばれる、不動産開発者Charles E. Toberman氏の指揮により建てられた映画館です。Toberman氏は、同ハリウッド通り沿いのチャイニーズシアターや、エルキャピタンシアターの建築も指揮しています。このエジプシャンシアターは最も古い兄貴分にあたります。
3映画館の建物の外観の独自性を見るに、ハリウッド通りをテーマパークのような華やかな通りにしようという構想があったのでしょうか。
開館当時は、ハリウッド通りで初めて映画のレッドカーペットイベントを開催のできる映画館だったんだとか。歩道から建物までの長いアプローチはレッドカーペット用ということみたいです。現在でも、時々、この映画館でレッドカーペットイベントが開催されることがあります。
1980年代から1990年代にかけてハリウッドが衰退し、この映画館も壊滅的な状態になっていたそうなのですが、ロサンゼルス市がAmerican Cinemathequeに1ドルで売却(!)、1996年に改装工事が行われました。現在もハリウッドを代表する映画館として活躍中です。
作品ラインナップは、映画祭に招待されるような作品や、日本で言う「ミニシアター系」の作品、カルト系、レトロ映画など、渋いものが多い印象です。そのため映画玄人御用達の映画館というイメージが個人的にはあります。
実は私は、まだこの映画館で映画を観たことがありません。機会があれば、劇場内装にも興味があるので、是非利用してみたいと思っています。
The Egyptian Theatre Hollywood HP
6712 Hollywood Blvd,
Los Angeles, CA 90028
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