USPSとは

日本で言うところの、日本郵政みたいなものです。いわゆるアメリカの郵便局です。高額の発送方法で荷物送るとそれなりに素早く仕事をしますが、最安の発送方法(First Class Package)で荷物を送ると、遅いです。日本の郵便局と比べ、仕事の精度が低い感じがするのは否めません。平気で荷物をぶん投げます。

追跡記録の確認方法

USPSのHPトップページの「Track a Package」欄に荷物のバーコード番号を入力すると追跡記録が表示されます。
USPSのホームページ

アメリカ国内郵便だったら荷札のバーコード下に記載されている22桁の数字です。
国際郵便だったら税関書類に付いているバーコード番号、アルファベットと9桁の数字の組み合わせ(UA 000 000 000 USなど)です。

尚、国際郵便の「First Class Package International」はアメリカ国内の追跡記録は付きますが、日本国内の追跡記録は付きません。アメリカ国内の追跡記録も付かないこともよくあります。

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USPSの郵便物 追跡記録の各ステータスの意味を解説します

名称未設定

アメリカの郵便局USPSの追跡記録の各ステータスの意味を解説していきます。アメリカ国内郵便、国際郵便共通です。

Pre Shipment into Sent to USPS,USPS Awaiting item

これは発送者がUSPSのHPや、その他ネットサービスを通じて発送送料を決済した時に付くステータスです。荷札が購入されたことを示しているだけなので、発送はまだされてい無い状態です。発送者が荷札印刷後、直ぐに荷物の発送をしたとしても、1~3日何も次のステータスが付かないということもザラにあります。次のステータスが付くのは気長に待った方が良いです。「Shipping Lbl Created USPS Awaiting Item」と表示されることもあります。

Accepted at USPS Origin Facility

荷物が発送され、最初の郵便局で受付されたことを意味します。因みに、地名の後の5桁の番号はアメリカの郵便番号です。GoogleMapで、5桁の番号を入力してみると大体の位置が把握できます。

発送者の住所の最寄りの郵便局の郵便番号が自動で表示される仕組みになっているようですが、必ずしも荷物がこの郵便局を通過したことを意味しません。発送者が最寄り郵便局の管轄外(隣の地区とか)で荷物を出したとしても、便宜上、発送者の住所の最寄りの郵便局を通過したものとして表示されることもあります。不思議なシステムです。

単に「Acceptance」と表記されることもあります。

Arrived at USPS Facility

荷物が次の郵便局に移動して、受付されたことを意味します。最初の郵便局より大きめな集配局に移動していることが多いです。また「Processed Through USPS Facility」と表示されることもあります。集配局によっては ”ISC” という表記が付きますが、これは”International Service center”の略で、国際郵便の集配局です。国際空港の最寄りの大きめな郵便局か、国際空港内の郵便施設などがこれにあたります。


Departed USPS Facility

荷物が集配局を出発し、次の集配局に配達されている状態です。荷物によっては、この「Arrived at USPS Facility」「Departed USPS Facility」は数回繰り返します。場合によっては、途中集配局の履歴が全然付かなくて、すっ飛ばされることもあります。

In Transit to Destination

発送先住所の最寄り集配局に荷物が移動中です。

Arrival at Unit

発送先住所の最寄り集配局に荷物が到着しました。

Sorting/Processing Complete

発送先住所の最寄り集配局で配達のための準備をしています。

Out For Delivery

発送先住所の最寄り集配局から、発送先住所へ配達中です。

Delivered in/at Mailbox

配達完了しました。アメリカ国内の場合、大きめの荷物は玄関先に放置されていることが多いです。




国際郵便用のステータス

尚、下記の国際郵便のステータスが付くのは「Priority Mail International」「Priority Mail Express International」「Global Express Guaranteed」のみです。「First Class Package International」には税関を含めた日本国内の追跡記録は一切付きません。

Customs Clearance

税関に到着し、荷物検査を受けます。

Customs clearance processing complete

税関の荷物検査が通関チェックが完了した状態です。

Does not meet customs requirements - Return to Sender

税関書類の不備、その他の理由などで通関できなかった荷物にこのステータスが付きます。国際郵便が全然違う国に誤送され、アメリカに送り返される時もこのステータスが付きます。




その他のレアなステータス

私が見かけたことのある、珍しいステータスをご紹介します。

No Secure Location Available

「Out For Delivery」と「Delivered」の間に付いていたことのある、謎ステータスです。直訳すると「安全な場所が無い」ということですが、何らかの安全上の理由や、天候上の理由で配達が滞っている時、配達した荷物を置く場所が無い時などこのステータスが付くのではないかと思います。
噂によると、「郵便料金が不足したまま発送された荷物の郵便代金を、荷物受取人から徴収しようとしたけど、荷物受取人が不在だった」場合、専用ステータスが無いため、このステータスで代用されることもあるという話です。

Delivered Left with Individual

発送先の家の誰か、もしくは隣人、ドアマン、集合住宅の管理人…いずれかの人に荷物に配達されたことを意味するようです。

Delivered, Individual Picked Up at Postal Facility

郵便局の私書箱に配達されたか、もしくは郵便物が局留となっており、発送先の人物が郵便局に荷物を取りに来た時にこのステータスが付くのではないかと推測します。 

Delivery Status not updated

一度「Out For Delivery」(発送先住所の最寄り集配局から発送先住所へ配達中)になっても、何らかの理由で、その日のうちに配達できなかった荷物に、このステータスが付くことがあります。詳しくは別ページで詳しくご紹介しているので、ご参照下さい。




以上です。
今後、他にもレアステータスを見かけることがあったら、随時追記しておきます。

 

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