先週、ネット記事を読んでいたら、今春、Snowy Plover (和名 シロチドリ)という海鳥が、70年ぶりにロサンゼルス近辺の海岸で産卵&子育てをしているとのことで、雛や卵の写真が載っていました。

参考記事(Laist)
Photos: These Rare, Tiny Birds Are Back On L.A. Beaches After 70 Years

エルセグンドの海岸を車で通り掛かった際、その卵が保護されている囲いを丁度見つけたので、見にいってみました。

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ものものしく、プラスチックの立て札が沢山並んでいます。この囲いは車避けのためのようで、徒歩なら内側に入っても良いようです。

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プラスチックの立て札の内側には、さらに、木でできた保護柵があります。この中は進入禁止です。

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卵の写真も貼られていました。

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柵の中には、さらに金属製のカゴで囲ってある場所があり、その中に卵がある模様です。カゴは2個あるので、巣は2個あるということのようです。

木製の柵の外からは、卵は肉眼では見えませんでしたが、丁度バードウォッチングに来てた人が、「片方の巣の卵はまだ孵っていなくて、片方の巣は3羽ヒナが孵って、既に巣の周りをうろついている」と教えてくれました。

目を凝らすと、遠くに、親鳥と思われる鳥と、その周りをうろつく、まるで綿埃のようなサイズの雛がいるの見えました。

その日見た雛は、うろちょろしているのは辛うじてはわかるけど、米粒みたいな大きさだったので、次の日望遠カメラを持って出直しました。

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で、これが次の日の写真です。雛3羽と親鳥。撮影は全て相方が頑張りました。

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この日も波打ち際と保護用の囲いゾーンの間を行ったり来たりしていました。

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左が親鳥。白と黒とベージュの鳥でお腹が真っ白で雪みたいなのでSnowy Ploverという名前のようです。

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雛は体が25セント硬貨程の大きさ、足は結構長めで、全長は25セント2個分くらいです

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寒いためか、身を守るためかわかりませんが、雛鳥たちは時々、親鳥のお腹の下に潜り込みます。

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親子で合体中。

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親鳥のお腹の下に格納されて、足だけ見えてる雛。座ると雛の分の膨らみもあってか、ちょっと雪玉っぽくもある親鳥。

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餌を物色中?

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走ると結構早いんです。

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顔は、目が切れ長で、可愛いというより、どちらかというと宇宙人顏?

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雛は砂地に似たベージュの保護色なので、動いている時はともかく、止まっている時はどこにいるのか全然分かりません。

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こっち見んなw

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再び何かを物色中。

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私たち以外にも鳥好きのギャラリーの人々が来ていましたが、皆さん、鳥からは10~15m離れた所から遠巻きに観察していました。

時々、鳥のことを知らないジョギングの人が波打ち際を通りすぎるので、その度に爆速で逃げている様が、不謹慎だけどちょっと可愛らしかったです。

無事に3羽共、巣立てますように。

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