今日はロサンゼルスより南へ約1時間、丁度ロサンゼルスとサンディエゴの中間地点に当たるサン・クレメンテにある建物の紹介です。

スパニッシュ・コロニアル建築の白壁とタイル装飾が美しいカーサ・ロマンチカです。サン・クレメンテの街は全体的にスパニッシュ・コロニアル様式で統一されている感があって、街自体が美しいのですが、その中でも海沿いの崖っぷちに立つこの建物は特に美しいです。

文化センターということで、コンサートなどの催し物が開催される他、建物の一部が画廊になっており、画廊も建物入場料のみで見学することができます。またその美しい佇まいから結婚式など各種イベントの貸ホールとしても使われているようです。私たちは特にイベントごとの無い休日に訪問しましたが、静かで落ち着いた場所でした。

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入り口にはタイル装飾された噴水が設置されていて、入る前から期待が高まります。

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噴水の水吹き出し口はカエルさんです。

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鍵穴型のアーチが優雅なエントランス。入場料は一人$5です。

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入ると正面には中庭が広がっており、周囲四方はタイル貼りの回廊で取り囲まれています。装飾タイルもスパニッシュで複数の柄があり、カラフルでとても華やかです。入り口近くの部屋でこの建物の歴史やサンクレメンテの解説パネルや映像を視聴することもできます。

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回廊脇に置いてあるワゴンと植物たちも雰囲気出てます。

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中庭全体です。結婚式場として貸し出される時はこの中庭がお食事会場となったりするようです。

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奥の大広間のような場所の暖炉。壁の白と、アイアンの黒のモノトーンで統一されたスタイリッシュな空間です。

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大広間の全体です。アーチ状の柱とシャンデリアが優雅です。

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中央には噴水が。床にも装飾タイルがはめ込まれてタイル天国です。

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大広間脇の小部屋です。窓からはサンクレメンテの海が見えます。リズム感のある配置をされた椅子が素敵です。

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外の崖は庭になっていてこちらも散策可能です。180度海です。サン・クレメンテの桟橋が見えます。

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庭にも噴水が。アーチの隙間に所狭しと並べられたテラコッタの鉢が可愛らしい。

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庭に佇む犬のトピアリー。細かいところにもセンスを感じます。

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庭から見たカーサ・ロマンチカの建物です。白壁が青空に映えます。

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おまけ。裏庭にあった謎のドラム缶。子供が描いたと思われる絵が可愛らしい。

ロサンゼルス近辺でタイル装飾が綺麗な建築と言うと、こことマリブ方面のアダムソンハウスが特にお気に入りです。アダムソンハウスに関しては、以前行った際の写真を持っているので、また別の機会に記事にしますね。

Casa Romantica Cultural Center
415 Avenida Granada
San Clemente, CA 92672


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