先週末、映画「ファインディング・ドリー」観てきました。

実は観る前は「ドリー」の方より、同じく海つながりの水鳥の短編「パイパー」の方が気になって映画館に足を運んだ口なのですが、「パイパー」はもちろんのこと「ドリー」も両方良かったです。


以下はネタバレを含む感想となります。物語後半のあらすじなどを含む記載なども有り、映画鑑賞時の楽しみを損なう可能性の有る内容も含まれていますので、自己責任で、ネタバレても大丈夫な方のみお進み下さい。




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ネタバレ注意報↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 

















 

以下ネタバレを含む感想を箇条書きです。

パイパー感想(短編)


・海の波と砂浜の写実性は凄い、写実性を保ちつつ、夕焼け時の独特の空の色や、水への写り込みを絵画的に再現している所は美しい。


・正直「ドリー」を始めとするのアメリカ子供向け作品全般的のキャラデザインに関しては「可愛い」というより「あざとさ」みたいなものをつい感じてしまうのだが、このパイパーの小鳥デザインには「萌え」を感じる。私が鳥贔屓だからそう感じるだけかもしれないが、アメリカのキャラデザには日本的「萌え」の要素がやや足りないと思ってしまう。もっと他アメリカ作品にも、この作品の様な「萌え」を!と声高に叫びたい。


・小鳥の羽毛の一本一本を繊細に再現しており、思わず羽毛に「指ズボ」(※モフモフした部分に指を突っ込んでみる、うっとりプレイ)をしてみたくなる癒し作品。長編バージョンなんかも是非観てみたい作品。




ファインディング・ドリー感想



・前作「ファインディング・ニモ」を忘れてたり観てなかったりしても問題無く理解できるストーリー。


・子供ドリーの目のでっかいキャラデザインはあざとい、声は可愛いけど。


・ドリーは「ちょっと忘れっぽい」レベルを通り越して記憶障害レベルなので、その物忘れっぷりは悲壮感すら漂う。見ていてちょっとイラっとすらする。


・作中、ニモの片ヒレしか動いて無いのを見て、何で片ヒレ泳ぎなんだっけ?ってぼんやり思ってたんですが、先天的な障害で片ヒレが小さいと言う設定だったのでした。(前作が昔すぎて色々忘れてた。)ニモが身体的障害を負っているのに対して、今回のドリーは記憶障害を負っているという、「障害」と言う共通したテーマがこのシリーズにはあるようです。


・水族館はモントレーの水族館をモデルにしているのではないかと思う。行ったことないけど。


・ドリーとニモたちは途中離れ離れになるが、ドリーは両親を捜し、ニモたちはドリーを探す、という2つの話が同時展開する所は見る者を飽きさせない。(中々両者は出会えない、というのもある意味お決まりの展開だが、それはそれで心地よい。)


・タコ最強説。


・貝がいい仕事をします。


・シロイルカが超音波を使ってドリーの居所を探知するという設定はおもろい。


・ラッコの描かれ方がちょっとあざといけど可愛い。


・トラックの運転席に都合良くドリーが入る用の水ボトルが置いてあるのには出来過ぎで笑える。


・単にドリーは両親に会えてめでたしめでたし、となるだけでなく、その後のストーリー展開も盛りだくさんなのは、サービス精神に溢れている。前半ややスローな展開に感じる面もあるが、後半の畳み掛けるようなストーリー展開は純粋に心踊る感じ。観た後お腹いっぱいな気分になる良作だと思う。


・普通の子供やファミリー、大人まで幅広く受ける作品であることは疑いが無いが、ドリーの設定からして、障害を持つ子供とその家族には特にグッと来る涙腺決壊作品になっていると思う。



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